代表行政書士の茂木です。(´・ω・`)
弊所でサポートさせて頂いた許可事例です。ご参考になれば幸いです。

【概要】永住者の配偶者/(認定)/(2019-2020)
長く厳しい冬が終わり、ようやく春の訪れが・・・という感じでしょうか。
「なかなか配偶者ビザの許可が下りなくて困っています。」とご相談がありました。詳しくお話を伺うと、本人による申請2回、他の行政書士による申請2回、始めての申請からすでに1年半以上が過ぎていました。
「これ、やばそうだな・・・(-_-;)」と思いながら、とりあえずは、過去の申請内容や不許可理由、過去の申請書類、これまでの日本在留状況等々を詳しく伺いました。
問題になりそうな点がたくさんありすぎて、また、お客様の供述がけっこうブレていたので、これから当職が担当したとしても1回で許可は下りないだろうな、と思いました。
結局、当職担当1回目の申請は、不許可。したがって、入管担当者にかなり詳しく不許可内容を伺いました。そして、その不許可理由は、当職も聞かされていない、また知りえない情報もありました。なので、2回目の申請(お客様にとっては6回目)は、その部分の事情説明書とともに申請です。
しかし、またしても不許可。(´;ω;`)ウッ… この時は、当職マジで膝からガックリ崩れ去りました。再申請のために、お客様から何十時間というヒアリングを行っていましたので・・・・。(;´д`)トホホ
すぐに入管に出向き、不許可理由を伺いました。たった一文だけ出会った経緯に過去の申請との齟齬があったのですが、その事は事情説明済みでしたが、「その理由が納得できない」との事でした。
「いやぁ~その不許可理由は無理があるでしょう~。」「もう不許可にできるる理由なんてないですよ~」「理由が納得できないって・・・これ以上の理由なんてでてきませんよ。これ以上の理由って・・・・・・もっともっと心の奥深くに在る、本人でもギリギリ認知できるか、できないかの深層心理ですか~?」という趣旨の気持ちを入管担当者に伝えたところ、担当者の方も困惑気味でした。ただし、何故、この6回目の申請も不許可としなければならなかったのかは・・・・なんとなく分かりましたので(その不許可理由は非公表だと思われます。)、あまり突っ込んだことは話しませんでした。
お客様は、わんわん泣いておられました。それはそうです。結婚してからもうすでに3年が経とうとしていました。したがって、これが最後の申請だ、という気持ちで7回目の申請に挑みました。不許可理由を伺ってから10日後くらいに申請しました。
許可が出ました。よかったです。最初にご相談いただいてから、1年4か月が経っていました。心底、ホッとしました。