(不許可事例)工場系派遣労働者としての技術・人文知識・国際業務ビザ

投稿者: | 2020年9月25日

代表行政書士の茂木です。(´・ω・`)

 弊所でサポートさせて頂いた不許可、というより申請取り下げしたので、実際には不許可になったかどうかはわかりませんが(多分、不許可になっていたと思います。その後、似たような別事案(本件よりかはもう少し条件が良かったです。)で、「重箱の隅をつつく」ような理由とやり方で不許可にされました。)・・・そんな事例です。ご参考になれば幸いです。

【概要】工場への派遣労働/技術・人文知識・国際業務/2018年/認定

 最初、ご相談されたときは、「派遣ではなくて、会社直採用です。」と言っていました。したがって、2名か3名くらいなら工場系でもビザ許可出るかも、と思い受任しました。しかし、申請直前になって、「やっぱり派遣で!」と言ってきました。この瞬間、正直、もう辞めたかったです。最初から、業務に着手させて、申請直前で変更しようとした気がしましたので・・・。でも、結局、「派遣では多分許可でないですよ。」と言って申請しました。まぁ、可能性はゼロではないですので・・・。(´;ω;`)ウゥゥ

 正直、表題だけで不許可になりそうな気がしますが、工場系、肉体労働系のエンジニアで派遣や委託などでも許可は出ます。

 ただし、上記のような形態でも技術・人文知識・国際業務ビザの許可が下りるのは「派遣先、派遣元会社」「給与」「外国人エンジニアのスキルや経歴」「職務内容」の条件がとてもよい場合のみだと、当職としては実感しています。

 今回の場合は、「派遣先、派遣元会社」 →カテゴリー3、「給与」→低い、「 外国人エンジニアのスキルや経歴 」→素人レベル、でしたので、まぁ許可は出ないだろうな、と思いました。

 申請後、入管から追加資料請求として、嵐のような質問が来ました。

  • 派遣先の外国人従業員リスト
  • 派遣先の現外国人従業員が担当する職務内容、使用設備の詳細説明
  • 派遣先会社の保有設備・機械の詳細
  • 申請人らが従事する業務内容、使用設備の詳細説明
  • 大学で専攻した科目が、担当職務内容を行うのに必要とされる技術及び知識と関連があることの詳細説明
  • 申請人らの1日及び1週間の業務スケジュール
  • 労働者派遣個別契約書の写し
  • 派遣先会社での受け入れ体制(法令順守研修、、安全衛生、通訳の有無、講師派遣の有無など)に関する説明
  • 現在、担当予定職務に従事してる従業員の報酬、勤務時間、学歴、職歴、実務経験など雇用条件に関する説明書
  • 業務遂行能力の確認(申請人らが担当予定業務を遂行できると判断した根拠、確認方法など)
  • 申請人らの採用方法の詳細説明
  • 申請人らの現地連絡先

 これらすべてにしっかりと答える事ができたとしても、おそらく許可は頂けないでしょう。別の部分でいくらでも不許可とできるからです(詳しくは割愛します。)。問題は、入管にこれほどまでに現状を確認されるという事は、本件申請に関して、疑義を持たれているという事です(疑義を持たれた理由は、工場派遣というだけではなく、他にもありますが、詳しくは割愛します)。簡単にいえば「単純労働者だろ?」ですね。

 お客様に、上記の追加資料を伝えると、あっさりと「申請取り下げで。」と言ってきました。

 当職としても、いきなり派遣に変更された時点でかなり不信感がありましたし、追加資料請求で、さらに、当職に隠していた事実が発覚しましたので、すぐに取り下げて、お客様とは永遠にサヨナラしました。

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