出国準備期間からの家族滞在ビザへの変更

投稿者: | 2019年1月31日

代表行政書士の茂木です。(´・ω・`)

先日、出国準備期間(特定活動ビザ)からの家族滞在ビザ変更許可がおりました。

かなりヤバかった案件でした。私もお客様も完全あきらめムードでした。

詳細は以下の通りです。ご参考になれば幸いです。

もともと家族ビザをお持ちのお客様が、就職先が決まったので技術・人文知識ビザに変更したいとのことでした。

就職先は会社カテゴリー2でしたので、まぁ大丈夫だろうと思っておりました。家族ビザの在留期限もまだ十分ありました。

入管へ申請し、その1か月後に追加提出資料の要求がありました。

追加資料は「申請人の日本語学校の卒業証明書」でした。

最終学歴の卒業証明書しか提出しておりませんでしたので、その事をお客様に伝えると、

お客様「ありません。」

私「取り寄せてもらえますか?」

お客様「できません。」

私「????」

お客様「実は、卒業していません。卒業するちょっと前に自主退学しました。」

私「・・・・・(@_@;)」

私(しまったぁぁぁぁぁあああ~~~~!!!!そういうことかぁぁああぁぁ~~~!!

だから入管様は、ピンポイントで要求してきたんだな~~。すごいな入管は~~。)

私「いかんですよーー!履歴書に嘘書いちゃーーー!!」

とりあえず、対策をとれるだけとって、追加資料を提出しましたが、

履歴書を改ざんしてしまった理由が不明瞭でしたので、対策という対策も講じることができず、

結果は不許可(ただ、この不許可は、この履歴書が関係しているかどうかは判然としませんでした。)。

問題は、この履歴書の追加提出資料でスったモんだしている間に、

家族ビザの在留期限が切れてしまい、出国準備期間(30日)になってしまったという事でした。

その後は、すぐに家族ビザへの変更申請の準備に取り掛かりました。

しかし、お客様は「家族ビザは簡単だから自分でやる」とのことでした。

不許可になってしまい、お客様からの信頼も失ったので、仕方ないと思い、とりあえず、

申請にあたっての注意点だけをお伝えして、すごすごと事務所へ帰りました。

後日、お客様から電話が来ました。

お客様「家族ビザの変更申請で問題が起こってる。ちょっと来てほしい。」

お話を伺うと、追加資料をあり得ないくらいの量を要求されて、どうしたらよいかわからない、とのことでした。

一度申請したら、追加で資料を要求され、それを提出したら、また追加で資料を要求された、とおっしゃっていました。

そんなこんなで出国準備期間(30日)ですので、7日ほど前にお客様から私に連絡が来ました。

入国管理局も、追加資料の通知書を郵送している余裕がないからか、手書きのメモを渡して追加資料をお客様に

要求しているような状態でした。

とりあえず、お客様が収集した資料を拝見しました。

資料は一通りそろっているようでしたが、不足部分もありました。

私としては、不足部分はもう揃えるている時間がないので、今すぐ揃えられる資料で、許可に効果的な書類を作成する事をお勧めし、サポートさせて頂きました。

その数日後(在留期限が切れる2日前。)私の指示しした書類を集めることができたので、入管へ同行し、追加資料を提出しました。

すると直ぐに、入管担当者の方から、お客様のアルバイト時間に関する事でするどい指摘が来ました。

入管職員「1年間のアルバイトで、1週間だけ時間オーバー(2~3時間ほど)がある。」

入管職員「この状況で許可は難しいじゃないでしょうか。申請されますか?」

というような主旨のご指摘をいただきました。

私「そうですよね。これはいけませんね。あ~そうか~年末年始で忙しくて、つい時間出ちゃった感じですね。」

私「これは、会社もいかんですよね~。28時間以内って知ってるんだから、どんなに忙しくても帰らせないと~。」

私「でも、○○さんもだめだよね。店長によく言っておかないと~。反省しましょうね。」

私「ということですので、結果に関わらず審査していただけますでしょうか。m(__)mペコリ」

入管職員「・・・・・・・・・。」

入管職員「もう時間もないし・・・・・夕方か、明日までに結果だせるかな・・・・。」

入管職員「じゃ、ここですぐ理由書書いてください。今後の奥様の予定に関して。」

お客様、必死に理由書を携帯で日本語を調べながら書いてました。

入管職員「それじゃあ、少しお待ちください。」

そういうと、奥にデスクへ戻っていき、一生懸命他の職員と審議しているような感じでした。

待つこと2時間くらい。

その間、お客様と私は、ため息はぁーはぁーはぁーはぁー言ってました。

お客様に、もしも不許可になったら在留期限が明後日なので、明日には飛行機乗って帰らないといけないですよ、

と伝えると、ため息はさらにひどくなりました。

不許可になったらどうしますか?と聞くと、奥さん一人では日本で生活できそうもないし、家族が離れて暮らしたくないので、奥さんも大学をやめてもらって、自分も国に帰ろうかと思ってます。とおっしゃいました。

そのような悲痛な決意でしたので、私から何か言えることもなく、できる事といったら、結果が出るまで一緒に入管で待っている事くらいでした(私、無茶苦茶多忙なので、この2時間はヤバかったです。)。

そして、結果が・・・・・。

入管担当者が、「手数料納付書」を持っていました。

そして、変更許可に〇が打ってありました。

入管職員「許可しますので、4000円印紙買って来てください。」

私「えええーーーー!??まじっすかーーー??許可でいいんですかっっあ??」と確認。

私「やったぁぁーー!○○さん!!もう一年日本にいられるよーーーー!!よかったーーー!」

と、お客様の肩をがっちり掴んで喜んでいました。

お客様は、走らなくてもいいのに、走ってコンビニに印紙買いに行きました。

その様子を見ていた入管担当者の方が、受付から結果報告まで終始、鉄仮面・仏頂面でしたが、

表情が崩れ、少しニコッとされました。でも、すぐ鉄仮面に戻りました。

とにかく、結果オーライですよ。

入管様、大変なご不便おかけしました。お詫び申し上げます。(´・ω・`)

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です