代表行政書士の茂木です。(´・ω・`)
保護対象施設の調査を終え、店舗を測量し、図面ができましたら、申請書を作成して、管轄の警察署生活安全課へ申請です。
警察への申請後、大体、2週間から1か月程度で、「提出された図面に間違いがないか。許可要件をちゃんと満たしているか。」を検査協会の方が現場店舗に確認しに来ます。日時の連絡は担当者へ電話できます(この電話の時にある程度店舗内の事を聞かれました。)。検査協会の方がどのように現場を検査するのかを以下に記します。ご参考になれば幸いです。尚、県によって、また、担当者によっても検査方法に若干の違いがあるようですので、ご参考程度にお願い致します。
検査協会職員のご来店(とは言わないか(´・ω・`)開店、許可前ですので。)
まず、
➀入り口チェック。18禁の看板確認。店内掲示物の確認。ドアチェック。入口自動ドア壊れていたので、「開けっ放しで営業するように」と指導される。ドア鍵チェック。
②電気スイッチ確認。スライダクスの有無確認。
③カウンター長さ、幅、縁から対面壁までを測る(レーザー使用(ボッシュ製))
④パーティション、ソファーの寸法を測る。一つ高めのパーティションがあったので、この上には何も置かないように、と指導される。(レーザー、メジャー使用)
⑤店舗内の壁から壁の長さを数カ所測る。壁が突き出ている箇所を測る。入口の壁から壁の長さを測る。
⑥照明、音響設備を確認。口頭で責任者に、モニター数、スピーカーの数を確認。
⑦メニューパネルを測る。(メジャー)
⑧メニュー表を確認。(何かメモしていた。)
⑨全ての電気を付け、照度の確認。(照度計使用。客室は、全てのテーブルに照度計を置いて確認する。カウンターに少し暗い個所があったが、おとがめなし。)
⑩代表者の写真を撮る。(ステージ前、カウンター前、入り口方向の3カ所で。全ての店舗が見渡せるように?)
⑪メニューパネル、入り口、電気スイッチの写真を撮る。
⑫最後に、代表者に立会検査内容の確認、サイン、認印。
と、このような感じで検査されておりました。尚、カラオケを流して「騒音」の検査をすることもあるそうですが、今回はありませんでした。所要時間30分程で、かなりのスピードで測っておられました。
お客様は、私が一生懸命、細かく測量しているのを見てきましたので、検査協会の方の測り方を見て、「むちゃくちゃ雑に測ってましたね。」と言っていました。実際、すげー雑な測り方で、検査協会の方が帰った後、お客様と笑ってました。(´▽`*)検査前は二人でビクビクしてましたので。
当然、図面の差し替え等もなく、後日一発で許可がおりました。申請から53日(土日含む。岐阜県)でした。
以上、ご参考になれば幸いです。