(許可事例)退去強制時に「5年は日本に入れないよ。」と言われた永住者の配偶者ビザ

投稿者: | 2021年2月13日

代表行政書士の茂木です。(´・ω・`)

弊所でサポートさせて頂いた許可事例です。ご参考になれば幸いです。

【概要】退去強制後2年経過/5年入国拒否/永住者の配偶者/2020年

 退去強制され、母国に戻ってから2年ほどでの申請ですので、上陸特別許可となりました。

 日本滞在中は、入管に捕まる→収容→結婚→在留特別許可が不許可→取り消し訴訟→敗訴→退去強制・・・とやれること全部やってやった感じです。当然、在留特別許可を求める過程や裁判の過程で提出された資料が大量にありますので、これらの読み込みから始めました。これが一番大変でした。当事者たちの過去の日本滞在状況や経歴を暗記するくらい何度も読みます。

 資料を読んでいると、???と思うような申請人の供述、ご依頼人様の供述が多々出てきます。そして、それら疑問を一つ一つ丁寧に確認していきます。もうほとんどこの作業で9割終了ですね(書類作成・準備が1割な感じ)。(´・ω・`)入管収容中や裁判中にたくさんの供述をしていますので、いろいろな疑問や矛盾点がでてきましたので、それらをカバーできるように申請書類を準備・作成していきました。

 経験的に、永住者の配偶者の上陸特別許可は、日本人の配偶者のそれに比べ格段に厳しく審査されると考えていますので、過去の資料と今回提出する資料の齟齬は、厳禁です。一言一句違わないように気を付けます(前回、こんな風に記載したから、今回はちょっと違うけど、同じに記載する、ということはしません。 これやると不許可理由になります。 違うのであれば、違う理由を記載します。)。

 結果、追加資料請求もあって、2ヵ月半くらいで許可がおりました。

 ご依頼人様は「もしダメならあと3年待つしか・・・つらたん・・・。(´;ω;`)グスン」だったので大喜びでした。ご依頼人様は、離れていた2年間必死に一人で格闘していましたので、これからは、配偶者を馬車馬のように働かせてコキ使って稼がせて、母国の親族一同豊かになって欲しいものです。(o^―^o)ニコ

 

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