代表行政書士の茂木です。(´・ω・`)
弊所でサポートさせて頂いた許可事例です。ご参考になれば幸いです。
【概要】中国人配偶者/不法滞在歴あり/(2018年)/認定
熟年カップルで再婚したので、中国人の配偶者を呼び寄せたい。でも、お相手は過去にかなり長い年月を不法滞在していました。というご相談がありました。
日本在住の永住配偶者の方は、仕事熱心で、納税等もキッチリ。特に、仕事はアルバイトでしたが、アルバイト先からその勤務状況を評価され、感謝状を頂くほどの真面目な方でした。
印象的だったのは、お客様が、お相手の配偶者のことを話すとき「○○さんはねぇ・・・なのよ。ふふふ( *´艸`)」と、何度も満面の笑みで嬉しそうに、お相手の事をお話してくれていましたので、ホントにすきなんだなぁ、と思いました。
とりあえず、一通りの書類を揃え、結婚経緯書も、過去の不法滞在について詳細に、そして謝罪の弁や反省の弁を記載して、申請しました。
1ヵ月後くらいに、入管より追加資料請求が来ました。そこには「不法滞在した理由が、当局の持っている情報と違う。」「本当の事を言ってください。」というような内容が記載されていました。(正直、この一事でもって不許可としてもよいのに「本当の事を言ってください。」とわざわざ念をしてくれるなんて・・・やさしいです(東京入管)。(´Д⊂グスン )
永住者配偶者様は、慌てて本人に連絡。「嘘つくんじゃない!許可出なくなるでしょうがっ!!」と問い詰めてました。
そこで、今度は、本人に直筆で、本当の理由と謝罪を書いてもらい、署名してもらって、追加提出しました。
その後、特に何もなく、許可も出していただけました。「もう絶対ムリ・・・・。」と言っていた永住者配偶者様は大喜びでした。
申請するにあたって、詳細にこれまでの日本在留状況などをヒアリングするのですが、なかなか皆様の嘘を見抜けませんね。皆様、けっこう理路整然とした嘘をご用意していますので・・・。ツライところですが「お客様が入管に嘘を申告する前に、当職で止める。そして嘘を吐かずに申請し、許可をとる。」というのは行政書士の大切な役割なので・・・・もっと精進します。