(許可事例)入管に嘘の報告で一度不許可になった日本人配偶者ビザ

投稿者: | 2020年8月27日

代表行政書士の茂木です。(´・ω・`)

弊所でサポートさせて頂いた許可事例です。ご参考になれば幸いです。

【概要】フィリピン人配偶者/過去に不法滞在・退去強制/(2015年)

 お客様と面談をして、お相手の方の過去の日本での在留状況や日本人配偶者との交際状況を詳細に伺いました。

 もうすでに、上陸拒否期間は過ぎているようでした。結婚後2年弱であり、また、不倫での出会いでしたが、交際期間も長く、退去強制後も日本人がちょくちょくフィリピンへ渡航して交流していましたので、通常通りの配偶者ビザの申請を行いました。

 しかし、結果は不許可。(´;ω;`)ウゥゥ

 お客様に報告後、入管にすぐに不許可の理由を伺いに行きました。

入管担当者「提出頂いた結婚の経緯で、当局が保有している情報と食い違うところがあります。申請人が退去強制された際に伺った話と、今回の結婚経緯書に記載された内容に齟齬があります。」

私「・・・・・・。」

 すぐにお客様に確認したところ「そういえば、当時、不倫での出会いだったので、配偶者に、入管に嘘を吐くように指示した。忘れてた。(/ω\)テヘペロ」との事。

 今回の結婚経緯書では、当然ですが、事実通りの記載をして申告しましたので、過去の嘘の供述と食い違ってしまいました。(;´д`)トホホ。まぁ、かなり昔の事なので忘れちゃいますよね。

 仕方がない・・、と思い、入管担当者に指示された通り、「どこに嘘があったのか?をしっかりと特定し記載し、嘘を吐いたことに対する反省の弁を宣誓供述書として用意」して再申請しました。

 4か月くらい審査されましたが、無事、許可がおりました。その後、配偶者さん来日されて、今でも仲良く二人で暮らしてます。

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